宗像大社とは、福岡県宗像市にある神社で、全国に7千余社ある宗像神社、厳島神社、宗像三姉妹を祀る神
社の総本社です。
宗像三姉妹は弁財天と同一視されることも多いため、弁財天の総本社とも言えます。
宗像大社は天照大神の三柱の御子神を祭神としており、沖ノ島の沖津宮には田心姫神(たごりひめのかみ)
、大島の中津宮には湍津姫神(たぎつひめのかみ)、田島の辺津宮には市杵島姫神(いちきしまひめのかみ
)を祀ります。
この三宮を総称して宗像大社と呼んでいます。
「日本書紀」には天照大神の神勅により、三女神が宗像の地に祀られるようになったと書かれています。
特に沖津宮が祀られている沖ノ島は、九州と朝鮮半島を結ぶ玄界灘のほぼ中央にあり、今でも古代からの
風習(女人禁制、上陸前は禊をする、など)を守り続けており、島全体が御神体となっています。
昭和29年以降の調査で、この島から鏡、勾玉、金製の指輪などの宝物が約十万点発見されました。
これらは国家の繁栄と海上の安全を祈願されて供えられたものです。このことから、沖ノ島は俗に「海の正倉
院」と呼ばれています。
これらの宝物は辺津宮宝物館に所蔵、展示されています。
宗像大社は、古くから海上・交通安全の神としての信仰が厚く、日本書紀には「道主貴(みちぬしのむち)」と
、日本最高の道の神であると記されています。
古くは遣唐使なども必ず参拝したといいますが、今では陸上の交通安全の神としても信仰されており、鉄道
交通や道路交通の安全祈願に訪れる人もとても多くなっています。
弁才天は本来は仏教の神ですが、市杵島姫神と同一視されており、水の神であり、琵琶を弾く姿から音楽・
芸能を司り、弁知(知恵)の神であり、財産の神としても広く信仰されています。
市杵島姫神を祀る宗像大社(辺津宮)は、全国の弁財天の総本宮とも言えるのです。
宗像大社の秋季大祭は毎年10月1日~3日の三日間行われ、国家の平穏、五穀の豊穣と海上安全を祈願し
、大漁を感謝するお祭りで放生会とも呼ばれます。
特に初日の「みあれ祭」は、辺津宮に祀られている市杵島姫神が、姉である田心姫神と湍津姫神を迎えるも
ので、海上では宗像三女神それぞれの御輿を載せた3隻の御座船を中心に大規模な船団が周回します。
色とりどりの大漁旗を立てた漁船およそ数百隻による大船団は圧巻です。
2日は流鏑馬や奉納舞、3日は献茶会や夜の神事・高宮神奈備祭などの見所もたくさんあります。
宗像大社 辺津宮までのアクセス
■電車とバスで
JR鹿児島本線 博多駅→東郷駅(快速約30分)
小倉駅→東郷駅(快速約40分)
JR東郷駅北口下車
西鉄バス宗像大社経由・神湊波止場行き乗車(約20分)宗像大社前下車
■お車で
九州自動車道 若宮インターから約20分、古賀インターから約25分
宗像大社 中津宮までのアクセス
■電車・バス・船で
JR鹿児島本線 東郷駅下車 西鉄バス神湊経由福間行き 15分「神湊波止場」下車
神湊港から 市営渡船「しおかぜ」(約15分)、フェリー「おおしま」(約25分) 大島港
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