鹿島神宮は茨城県鹿嶋市にある神社です。
日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社。
同県神栖市にある息栖神社、千葉県香取市にある香取神宮と合わせて東国三社と呼ばれています。
祭神は武甕槌神で、古事記では、葦原中国を平定する際、建御名方神との戦いに勝利したとあり、この戦い
が相撲の起源になったと言われています。
香取神宮に祀られている経津主神とともに、武芸の神として名高く、道場に「鹿島大明神」「香取大明神」と書
かれた2軸の掛軸が対になって掲げられているところも多いです。
また、戦国時代、鹿島神宮の神職を務める卜部家から剣聖と呼ばれた塚原卜伝を輩出したことも有名です。
鹿島神宮の境内にある要石は小ぶりな石ですが、その先端は大地震を起こす大鯰の頭を押さえていると言
われ、その石は揺るぐことはあっても絶対に抜けないと言い伝えられています。
そしてその伝説を確かめようと、かつて水戸光圀公も挑戦したそうですが、やはりびくともしなかったと伝えら
れています。
12年に一度の午年に行われる式年大祭御船祭は、水上の御船祭としては日本最大規模で、武甕槌大神が
神代の昔、香取神社の祭神・経津主神ともに未開の地だった関東に入り、開拓にあたった姿になぞらえた式
典となっており、9月1日に勅使が参向して式年大祭が斎行され、2日には大船団を組んだ水上渡御があり
ます。
鹿島神宮から出御した神輿は大船津までの約2kmの道のりを2000人余の供奉の方々に守られ進み、大船津
で龍頭の飾りなどを施された御座船に乗せられ、80隻以上(2002年においては約90隻)の供奉船と共に平安
絵巻さながらに行列を組んで香取市加藤洲まで進んで行きます。
そこで香取神社の祭神・経津主神の歓迎を受けた後、再び鹿島神宮に戻るという実にスケールの大きい祭
典となっています。
先の祭が2002年でしたので、次は2014年。死ぬまでに一度はこの荘厳な穂状絵巻を堪能したいものです。
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